7月
7月10日くらい
Sakuya編
ちょっとした心境の変化が、とんでも無い事態を招くっていうことがあるみたい。今回のわたしが、まさしくそれでした。
きっかけは、大したことではなかったと思う。きっと、ちょっとだけ、”地下の世界”っていうものに興味があっただけだから。
だからわたしは、なんという目標もなく新しい世界に向かいました。ムーングロウの魔法屋に、その世界に通じる門があると聞いて。
そしてわたしがたどり着いたのは、深い森に閉ざされた世界。
そういえば、妹もそんな世界に迷い込んだことがあるって話してくれたような気もします。
不思議な生物。不思議な植物……初めてみるものばかり。たどり着いたのはパプアという名の村でした。人々は深い森の中で、何かにおびえるように暮らしています。
その村で聞いたのは、もう一つある、人の住む町の話でした。デルシアという名のその町は、わたしのたどりついたパプアの村よりも人が多く、特に冒険者であふれているという話です。なにか、その町に興味を引かれたわたしは、デルシアの町を目指して歩き始めました。
今から考えれば、いくら何でも無謀な話。だって、地図も持たずに見知らぬ土地を旅するって、賢い人間のする事じゃないよね。どんな危険がまっているかもわからないのに。ただ、村の人に聞いた、デルシアの町の方向を目指して歩き続けました。
実際、リザードマンたちのキャンプに出くわして必死で逃げ出すようなことも、道に迷って、川沿いを延々と見当違いの方向に歩き続けるようなはめにもあったの。でも、なんとか道をもう一度見つけて、デルシアの町に向かって歩き続けました。
途中。風の中に人の気配が混じってた。パプアの村を出て、もうそれなりに時間がたっていたから、人恋しくなってたのかもしれないな。ふらふらと、気配の方向を探して歩きはじめてみたの。その先にあったのは、オークたちの砦。人に迫害され、行く先をなくしたオークたちの最後の楽園。
そこには当然、名誉を求める冒険者たちがたくさん集まっていました。自らと異なるものを滅ぼすことが、”名誉”と信じる人々が。
その隣には、死霊たちの町も。多くの血が流れ、魂が渦巻く場所だからこそ、不浄のものたちがある待ったのかもしれないですね。剣に倒れたものは、命ならざる命を得て、再び戦いに赴く……そんな、狂ったような土地が、目の前に広がっていました。
少なくとも、今のわたしの力ではこの場所にとどまることは危険すぎる。そう感じて、なるべく早くこの土地から離れようと元の道に戻ることにしたの。でも、わたしの前に1体の骸骨戦士が現れて、斬りかかってきた。とにかく、ここを離れないことにはどうなるかしれたものじゃないから。何とか目の前の骸骨戦士を倒して、元に道に戻ろうとした。
必死で走って、不気味な声が漏れる建物をいくつか通り過ぎたとき。目の前に今度は、2体の骸骨戦士が現れたの。しかも、そのうちの1体はとても大きな剣をもっていた。
明らかにわたしの手に負えるものではないから、何回か切りむすんだ後一気に背を向けてかけだした。早く、道に戻ることだけを考えて。次の瞬間、背中に熱い筋を感じて……わたしの記憶は薄れていったの。
気がつくとそこは、活気にあふれた町の中心部。顔を上げると、二人の魔術師がしゃがみ込んでわたしの顔をのぞき込んでいました。
どうやら、彼らがわたしの魂を呼び戻してくれたみたい。礼を言ってから少し話を聞いていると、どうやらここがデルシアの町らしいことがわかった。山に囲まれた、小さな城塞都市。ここでも人は、おびえるように身を寄せ合って暮らしているのね。
彼らに、幾度も感謝を告げて分かれてから、町の中を見回ってみることにしました。ブリテインの街で買った鎧も、武器も失ってしまったから、しばらくの間はこの町で暮らして行かなければなりません。少なくとも、再びパプアの村に戻るだけの準備を整えないと。
デルシアの街は、ミノックとはまた違った感じではあるけれども、鉱山の町といってもいい感じでした。町を囲んだ山の斜面からは良質の鉱石が採掘できるようで、何人もの鉱夫が斜面に向かって汗を流しています。ここでなら、鉱夫として生活をしていけるかもしれない。この町の様子をうかがって、そんな気がしました。
決してそんなつもりはなかったのだけれども……こうしてわたしのデルシアでの生活が始まりました。見知らぬ土地で、見知らぬ人々と。わたしにとっての転機となることが起きるかもしれません。新しい生活は、先が見えなくて怖いけれども……何か不思議な楽しさを与えてくれるもの。ブリテインに帰れるのがいつになるのかはさっぱり分からないけど、この土地での新しい生活はわたしになにかを与えてくれるような予感がします。
7月3日くらいだったかな
Sakuya編
今日も今日とて、ブリテインの東の森で狩りをします。
このあいだ、山賊さんに見逃してもらってから、どうも調子がへんなのよね。
*そのときのLog*
Sakuya: Miller is attacking you! You can not move! You carve some meat, which remains on the corpse. You skin it, and the hides are now in the corpse. You are frozen and can not move. You are frozen and can not move. Miller: Vas Ort Flam Miller: In Vas Mani Miller: Kal Ort Por Miller: In Por Ylem Miller: An Ex Por : 2 : 1 Miller: In Por Ylem Miller: An Ex Por Sakuya: あうあうあうー You can move! Sakuya: あうあうー Sakuya: って、 Miller: nuu Miller: In Vas Mani Miller: Corp Por Miller: In Jux Sanct Sakuya: もうしぬしかないのねぇ… Miller: くす Sakuya: あら? Miller: 逃げな Sakuya: はいっ Miller: 気が変わらない内に*すごい見逃してもらい方ではある(笑) In Vas Mani してもらってるし(笑)*
そんなこともあったけれど、やっぱり修行の場としては、東の森が一番だと思う。狩りに危険は付き物だし、ね。
今日は、とりあえずブリ1銀の前にいったら、人がたくさん並んでいたので、おもしろいから参加してみました(笑)
Sakuya: もしかして sapphire: みゅ? Sakuya: こわいいきものですね… Sakuya: それって… Sakuya: ううっ(涙 You see: sapphire sapphire: 二つ頭ありますからね(Wなんか、妹みたいなしゃべり方になっているわたしだけど、気が動転してたのかしらね(笑)。sapphireさんは矢を射かけながらも、けがをしているわたしを見て、親切にも包帯を巻いてくれたの。やっぱり、戦うだけじゃなくてなにか自分の傷を治す手段を考えた方がいいかな……そう思ったわ。けがをして、自然に治るのを待っているだけじゃきっと生き残れないものね。
sapphire: さてさて Sakuya: もうひと狩りしてきます(^^ sapphire: ついてっていいですか?(w Sakuya: はう? Sakuya: いいですけど、 Sakuya: うろつくだけですよ sapphire: いや、暇なんですー(^^; Sakuya: (^^; sapphire: OKでし(^^:って。わたしとしては、けがを治してもらえるのはありがたかったから、OKしたというのもあるのだけど、やっぱり、旅は一人よりも二人の方がたのしいわよね。
*sapphireさん、T2A発売日に買って、Asuka->Hokutoと移住してWakokuに来たんだって。「Wakokuって平和でしょ?」って聞いたら、その通りって言ってました(^^; やっぱり、Wakokuは平和ボケって言うけどそうなのかねぇ……*
そのあとも、ふらふらと狩りをしながら、お話ししてました。いろんなことをお話しできて、たのしかったなぁ。
一回森を東に抜けて、またブリテインに戻ってきて、今日の狩りはおしまい。最後に、ぶりていんの芝生で、頭突きごっこしてお別れしました。また、会えるといいなって思います。久しぶりに、人と一緒に旅をするおもしろさっていうのを実感したから。妹は比較的ひとりでいることが多いみたいだけど、誰かと一緒に冒険すればいいのにね。でもあの子は、理由なく何かを傷つけるのが嫌いな子だから、だめかな? たまーに言動不一致もあるみたいだけどね(笑)
とりあえず近況(笑)
eindebelle編
えと……なんか、日記更新されてないですね。でもでも、わたしはそれなりにがんばってますっ。最近……ちょっと前までよくお会いしていたみなさんと会えないのが寂しいですけど、みなさんいそがしそうだし、しょうがないもんね。ってなわけで、わたしの近影(笑)
馬をなくしたから、走るしかないの(涙)
謎な人とのそうぐう(笑)