9.30 (2006年)
一度はMC28でサーキットを走ってきたのですが、 今後何度も走るとしたら、さすがにぴかぴかのMC28はもったいないです。 DFRチャンバーが付いてるので最大パワーはあっちが上かもしれませんが、 どうせ貧乏性のわたしはストレート回しませんし…
なのでまあ、どうせ街乗りで2台交互に使ったりもしないでしょうし、 MC21の方をサーキット用にすることにしました。 といっても自分でトランポを持ってるわけではないですし、 どのみち筑波のファミリーライセンスは街乗り仕様しか走れないので、 いろいろ外したりするわけではありませんが。 まあ、タンデムステップとかはいらないかにゃ。
MC21を筑波仕様に! と言うとかっこよさげですが、 要は筑波を走っても振動や負荷でばらばらに千切れ飛ばないように最低限のメンテをする、 というだけのことです。
とりあえずは、MC28に貸してたフロントバンクを取り返したので、 自分にまた付け直す。 外す前はRCバルブが動いてなかったので、 もしかしたらリアバンクのRCバルブ清掃、 PGM3のトランジスタ交換が必要になるかもしれません。気が重いです。
実は今までは焼きついたメッキ剥げの残骸シリンダーを付けていました。
ピストンを交換して、でっぱりさえ無ければ、案外街乗りくらいできるもんです(笑)
別に乗ろうと思って付けてたわけじゃないんですが、
リアシリンダーを外すのにエンジンの爆発を使おうと思ったので、
一応エンジンだけは動く状態にしておこうかと。
これも見慣れた作業。
フロントのピストン交換くらいなら1時間程度でできるようになってきました。
結果、なんとラッキーなことに、
フロントバンクのRCバルブを(MC28に借りていくときに)しっかり清掃したおかげで、
キーを回すとあのぅぃんっ、という音が♪
かなり長い間固着させてたのですが、まさかPGMが無事だとは。
高回転を回さないと案外PGMに負荷がかからなくて焼き切れないのかもしれませねんにゃ。
バッテリーが4V程度と、ほとんど死んでたのですが、 小学生の頃から押入れに放置されてた鉄道模型の0-12Vコントローラをつなぐと、 4-15Vまで自在に可変できたので、 最初の数分を全開で、 あとは13.8V(なんとなく数値)を常に維持するように 時々チェックしながら24時間ほど充電しました。 定電圧トリクル充電というやつですね。 死んだバッテリーが2個あったのを、両方同じように充電しましたが、 電圧はどちらも12.5V程度まで回復したものの、 内部抵抗を測ったら3倍ほど違いがあったので、片方は廃棄けってー。 バッテリーは電圧じゃわからないですねぇ。
電装系もほとんどダメかと思っていたMC21ですが、 バッテリーがしっかり充電されてるとウインカーも動くし万事快調です。 最大パワーは、 さすがにノーマルなのでMC28に比べるとだいぶ低い気がしますが、 あっちみたいに5千回転あたりの谷間とかが無くて街乗りならこちらがはるかに速いです。 しっかり整備してから、ハイオクを入れてリミッター線をカットしてやることにしましょう。