02.09 (2006年)
今日はリアシリンダーを外すことを目標に。
まずはリアのプラグ写真。なにかがごっちり固着していることはわかります。
チャンバーを外そうとして、邪魔だったのでラジェータを外しました。
左右のホースさえ抜ければ左からボルト1本でぶら下がってるだけなので簡単。
チャンバーを左、右の順で外しました。フランジも特に固着してる感じは無くて楽ちん。
キャブを外す前に、邪魔くさいこのへんの物体(サーモスタット？ キャブソレノイド)を外します。
緑と白の配線も外す。
キャブのスロットルに付いてるワイヤー3本を外す。先に台座のビス2本を外してからだと楽。
キャブ取れましたー☆ キャブがかなり大量にホース類を持っていってくれるので、
一気にすっきりした。
メインいべんと、リアシリンダー外し。あ、ヘッドは外してあります。 あとシリンダー側面のRCバルブの真鍮色の台座も外します。 ワイヤーは完全に取らなくても10ミリナット３つ外せばまるごと取れます。
ナット4つを外して、ゴムハンマーでぺちぺちするとすぐ外れました。
あ、浮いたという意味ではすぐ外れたのですが、
焼きついてるので、ピストンがシリンダーから完全に抜けなくて非常に硬かったです。
ぐにぐに回しながらなんとかひっこぬいた感じ。
が、その後残ったピストンを外そうとしても、ピストンピンが固着してて外れない。 焼きついたエンジンではよくある問題みたいです。
ボルトを通して締めながら押す臨時工具を作ったりしてはずすと良いらしいですが、
暗くなっちゃって暇がないので、
ピストンと左のフレームとの間にスパナ類を挟んで、
力がコンロッドに行かないようにして、右からマイナスドライバーを当ててハンマー連打。
本当に硬くて、マイナスドライバーが2本だめになりました。
もしかするとクランクにダメージ行ったかも…(涙)
なんとか外れた…
比較用にフロントシリンダーも外す。こちらはすぽっと何のひっかかりもなく抜けました。
ピストンピンのクリップがだめになると嫌なのでピストンはそのままで。
外したピストンとシリンダー。
ひどいものです。ピストンリング周りが完全に溶けてリングと一体化してる。
あと、ヘッド周りは解けてなくてサイドスカートがぼろぼろなので、
原因は高温デトネーションでは無いですね。
シリンダーも、排気ポート周辺を中心にピストンの残骸でめちゃめちゃ。
削って再利用できるかは怪しいけど、あとで削ってみます。
と、ここで気づいたのですが、 なんと、2ストオイルタンクが空です！ ななな、なんで！？(汗)
警告灯が付かない(HRCカード用回路だったんで)代わりに、 けっこう頻繁に目視で確認してたんですが、 もしや、タンクの汚れ色をオイルのレベルと見まちがえてたのかもしれません。 ばかすぎる…orz
オイルポンプシール抜けの可能性もあるので、あとでミッションオイルの方見てみますが…
そりゃ焼きついて当然ですねえ。はぅぅ、ばかだぁ…
次回はクランクケース側の状態確認と、洗浄方法。 エンジンを下ろすかどうかの判断です。