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起床。やっぱりひどい頭痛。
洗濯物とかお部屋の掃除を少ししてから、散歩にお出かけ。
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せんちめんたるじゃーにー。
トイレの電気が切れてしまったことだし、他にも買い物をしたいものがあるしで、お散歩を兼ねてお出かけ。
ふらふらと商店街を歩きながら見つけた電気屋さんで40Wの電球を購入。そのまま、ふらぁっとお散歩。
実は、国道を越えて散歩をするのって引っ越して以来始めてだったりします。今までは散歩していても国道までくると戻ってしまっていました。超えると遠い……ってのは確かなんだけど、精神的に別の理由も働いていたり。
あ。交差点にあった消防署が場所移動してる。あれ、こんなところに公園あったっけ……などと7年以上前の記憶をたどりながら、団地の中の道をてくてく歩きます。別に、車では何回か通っているので本当に7年以上ぶりって訳ではないのですが、ゆっくりと歩きながら周囲を見回すってことに関してはそれくらいぶりかと思います。
ちょっと右曲がりになっている道を抜けると、樹林公園。この公園そのものは――3年ぶりくらい? 久しぶりに、中のほうにまで入ってみます。休日の午後ということもあって、キャッチボールをする親子やベンチで日向ぼっこをする老夫婦が穏やかな休日のひと時を過ごしてます。
あ。この階段なつかしーかも……と公園を散策しながら木々に囲まれたタータンコースの方へ。一周1Kのタータンコースでは、親子連れやご老人がせっせとジョギングをしてました。その横を、いつかのように半時計回りに歩いていきます。
目を左側に向けると、そこには母校が。ちょうど校庭の先にあるこのタータンコースが、体育の時にいつもジョギングをしていたコースなのです。しばらく歩いて草むらを抜けると、丁度校舎のピロティ―の正面に出ます。校庭をはさんで丁度その正面に、公園に降りられる小さな扉がついているんです。
あ。開けっ放し。
ちょっと無用心です。どーせ、校門も開いてるからどおってことないのでしょうけれども。
ここでうんどーして、ごはん食べて……と昔の記憶に浸りながら、元に来た道を帰ります。誰かさんと違ってこの公園で彼女と散歩したとかゆう記憶が無いのが寂しいですが。
この校舎を見ると、やっぱり何かを忘れて置いてきてしまっているような錯覚を覚えるのです。もっとも楽しかった学生時代――に対して想う感傷は誰でも持っているものだと思うけれど、なにか、それとはまた違った何かを忘れてきてしまっているような。
結局、わたしはここに何かを忘れてきて、それはもう取り戻せないんだなぁということを、ここに来るたびに思い返させられるのでしょーか。
はぅ。なつかし。
くるっと正門のそばまで歩いていき、一通り懐かしんだ後てこてことお部屋の方に戻ります。この感傷、好きなんですけどいつまでも浸っているわけに行きませんから。
でもまた、そっから先に進めはしないのだろな、と自覚していたりもするのですけれど。