02.21 (2006年)
前回の最後で始動までは行ってるので、あとは調子を見ながら後始末です。 でもけっこうここが重要。失敗するとまた焼きつくですしね。
まずはRCバルブケーブルの取り付け(前回のキック時は手で全閉にしてた)
あぁぁ、フロントバンク側のステー固定ビスを一本なめちゃった。
というかあまりにも軽く回しただけですかっと逝っちゃったので、
元々ねじ山死んでたような感じ。まぁ、ステーの固定ビスは回り止めにさえなっていれば
問題は無いので気にしない。
さてここからが本番、オイルポンプのエア抜きです。
このポンプは一度エアを噛むと、回してても抜けないで焼きつきの原因になるそうなので
手順を守ってちゃんとやらないといけません。まずは固定ねじ2本を外す。
ねじロックがかかってるので非常に硬いです。
外れたら、まずオイルタンクから来てるホースを一瞬外して溢れてくるのを確認。
次に逆さにしてこの斜めギアのシャフトを外して、そこからオイルが溢れてくるまで待ちます。
粘性が高いのでけっこう時間がかかります。
2箇所のOリングをちゃんと元通りにして本体に付け直す。
直接リアクランクを潤滑するための第三の抜け道があるので、
本体への取り付けが適当だとオイルが漏れます。
だから最初はネジロック剤が使われてるのよね。
本体に着けたら写真のドレンボルトを一瞬緩めて溢れさせる。
後はマニュアルによれば、混合ガスでアイドリングを10分ほどさせる間、 オイルポンプを全開位置に保っておいてキャブへのホース2本にオイルをしっかり通して終了。
順序が変になったけど、RCバルブの全開位置調整。
スロットルセンサカプラ(キャブ付近の3連コネクタ2種類のうち、緑じゃなくて白いほう)
を引っこ抜いてカードをONにし、サーボが自発的にHiまで移動したら、
そのままの状態でケーブルを調整して、プーリーの下端にある突起の先端が
ステーの線に合うようにします。この写真はLo位置のときに取ったので右にずれてますね。
水配管、ラジエターを取り付けて水を入れ、エンジン始動。
ごぼごぼ水が吸われていくので随時ラジエターキャップから水を追加します。
吸わなくなったらリザーバタンクに緑の水を入れて、ひとまずふっかつ☆
わーいわーい。
軽く一回り走ってきてから、フロントのプラグちぇっく。
かなり抑え目で走って、
最後に少し1万弱まで回しただけなのにしっかりきつね色です。
最大まで回すとちょっと薄めなのかなぁ? 怖ぃ。
車体を止めてふかしたりアイドルで放置したりして、
オイルや水漏れをチェック。
どうやらサーモスタットの3又配管のどこかからぼたぼた水漏れです。
ま、少しぐらいいいか(よくない)
2月の4日からはじめて半月。やっと走れるようになりました。 腰上といったら、経験者なら1日で済む内容だと思いますが、 まったく整備経験すらないど素人でも サービスマニュアルさえ持っていればなんとかできちゃう、てことですね。
いちおう復帰はしましたが、キャブセッティング、チャンバーのノーマル化、 サーモスタットの水漏れ、オイルポンプのシールチェック等、 まだけっこう怪しいところはあります。
あと、ヤフオクで新しく購入さえできれば、 フロントのピストンとシリンダーは 古いMC21の方に戻してあげたいものです。 パーツ取り車とはいえ、動くものなら動く状態にしておきたいし。 (ナンバーは返納しちゃいますけど)